点耳薬の使い方と種類は?


 

 

点耳薬の種類

 
症状によって使い分けられます。
1 中耳、外耳等の感染を治療する抗菌剤。 
2 炎症・アレルギ-を抑えるステロイド剤。 
3 耳あかを軟らかくして取りやすくするものがあります。 
 
目薬に似た容器に入っていますので、間違えて目にささないように注意してください。 
 

点耳薬の使い方

 
1 耳の中の分泌物を十分に排除して下ください。
 
2 薬を体温に近い温度で使用するため数分間にぎって温めて下さい。温度が低いとめまいがおきることがあります。 
 
3 薬を入れる耳を上にして横向きになり寝てください。 
 
4 容器の先端が直接耳に触れないようにして薬を6~10滴(医師の指示があればその滴数)滴下してください。(ステロイド剤は除く) 
※中耳炎の場合は点耳した後、耳たぶを後上方へひっぱりながら、ゆすりますと中耳腔まで十分に到達します。点耳の場合2~3分、耳浴では約10分そのままの姿勢を保って下さい。 
 
5 清潔なガーゼ、ティッシュペ-パ-などで耳をおさえながら起き上がり、耳の外へ流れ出た薬を拭き取ってください。
 

耳あかとり剤の場合
 

 

 

 綿棒等で外耳に塗布してください。除去が困難な時は数滴点耳後5~20分後に微温湯(37℃)で洗浄してください。耳あかのかたまりが高度な時は1日3回、1~2日連続して行ってください。 
自分でさすことが難しい場合は他の人にさしてもらいましょう。