長く飲み続けると呆けるの?

 

 

睡眠薬の服用で、呆けることはありません。 ただ、睡眠薬の副作用で「物忘れがひどくなる」、「変なことを言い出す」などの 睡眠薬を飲んだ後のことを思い出せないなどの症状があらわれることがあり、この症状で呆けたと誤解されることがあります。 
これらの症状は睡眠薬をやめれば良くなりますので、周りの人から「おかしい」と言われたら、服用を中止すれば良いのです。 ただし、睡眠薬を長く飲んでいると、身体が慣れてしまい、急にやめると眠れなくなることがあります。やめる場合は、医師の指示のもとで少しずつ量を減らしていくようにします。 不眠が続くと体力が消耗し、病気の引き金にもなりますので、睡眠薬は医師に相談して上手に使用することが大切です。