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瑠璃光薬局の由来

瑠璃光薬局は薬師如来様に由来しております。
薬師如来(別名 瑠璃光如来)様は、衆生の病気を治し、
安楽を与える仏とされます。
このため仏像もしばしば薬壷を持っています。
この仏は菩薩であったころ、十二の大願を立てたとされ、その七番目の願いに“除病安楽” (困窮や苦悩を除き払えるよう援ける)があり、病のものも私の名前を聞けば患いが除かれるとされています。

お薬で皆様のお役に立ちたいと願い、薬師如来(別名 瑠璃光如来)様にちなんで名づけております。

また、瑠璃という宝石はラピスラズリであります。
ラピスラズリは、由緒ある七宝の一つでもあり、神の神殿を飾る宝石として聖書にも記されています。

私達、薬局長はじめ従業員は、瑠璃光如来様のように思いやり(恕)をもって皆様のお役に立ちたいと願っております


薬師如来とは

当薬局の名前でもある瑠璃光如来について、もう少しご説明しましょう。
瑠璃光如来は正式には薬師瑠璃光如来と言われ、その名のとおり医薬を司る仏で、医王と呼ばれたりもします。
12の大願を発し、衆生の疾病を治癒して寿命を延べ、災禍を消去し、衣食などを満足せしめ、瑠璃光を以て衆生の病苦を救うとされています。
無明の病を直す法薬を与える医薬の仏であります。

七番目の願いに除病安楽(困窮や苦悩を除き払えるよう援ける。)や九番目の願いに安心正見(一切の精神的苦痛や煩悩を浄化できるよう援ける。)があります。
広く人々の病気を治し延命にするだけでなく、精神的な苦痛までも取り除くという至りつくせりの如来様です。

仏像の手元に薬壷があるのが、一番の特徴です。


瑠璃光如来の功徳は、現世利益であって、人々がこの世で生きるために必要なものを授けてくれます。
その中でも古くから人々が苦しんできた「病気」をのぞいてくれるという部分が強調され、「病気平癒・延命長寿」という薬師信仰の特徴を決定付けられ、薬師如来様は、衆生の病気を治し、安楽を与える仏として、古くから人々に崇められてきました。

日本で古くから親しまれてきた仏教や仏像は「来世」について説くものが多い中、薬師如来は「現世」つまり私たちの日常生活に影響を与えるものとされています。

瑠璃光薬局は、古くから人々に親しまれてきた薬師瑠璃光如来様から名づけられたものなのです。
病気の患者様ひとりひとりに、持っている知識や思いやりの心をもってお役に立ちたいと、全てのスタッフが願ってやみません。