時期 | 2月~4月 | 3月~5月 | 6月~7月 | 8月~9月 |
花粉の種類 | スギ | ヒノキ | カモガヤ | ヨモギ |
① アレルギーを起こすヒスタミンという物質のはたらきをおさえる薬です。
古くから使われている第一世代の抗ヒスタミン薬は眠気や口の渇きが見られま す。
自動車の運転などには注意が必要です。 |
② 第二世代といわれる新しいタイプの抗ヒスタミン薬は効果が出るのに少し時間がかかりますが眠気は出にくくなっています。
緑内障や前立腺肥大の方は、その症状が悪くなる恐れがありますので医師に伝えて下さい。
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アレルギーに関係する科学伝達物質の放出をおさえます。
即効性に欠けるので予防薬として用いることが多く花粉の飛散時期の2~4週間前から使用すると効果的です。
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強力な抗アレルギー作用があります。内服薬は長期使用すると副作用がありますので、症状のひどい場合のみ使用します。
通常は点眼薬や点鼻薬を用います。局所で効くので副作用が少なく、効果も強い特徴があります。点鼻薬は鼻づまりにも効果があります。
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① 薬によっては作用の仕方が少しずつ異なりますので、効き方も異なります。 |
② 仕事や学業の効率を低下させたくない時は、眠気の出ない薬を処方してもらうといいでしょう。 |
鼻粘膜の血管を収縮させて充血や腫れを改善するので鼻づまりに有効で、即効性があります。
点鼻薬として使用しますが、連用するとかえって鼻づまりがひどくなりますのでひどい鼻詰まりの時に応急的に使用します。
市販薬にも含まれていることがあるので連続使用時には注意しましょう。
通常2才未満の幼児には副作用があるため使えません。
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自律神経を抑えて鼻汁を減らします。
即効性がありますが、持続時間が短いので1日3回~4回の使用が必要です。
くしゃみ、鼻水には効果がありません。
緑内障・前立腺肥大症がある場合は使えないことがあります。
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・漢方薬 : 症状を抑えたり、体質改善を目的に使われます。 |
・Th2サイトカイン阻害薬 : アレルギーに関係する物質の産生をおさえます。 |
・トロンボキサンA2拮抗薬 : アレルギーに関係する物質の作用をおさえます。 |
・ロイコトリエン拮抗薬 : 即効性はありませんが鼻づまりに効果があります。
くしゃみ・鼻水にもある程度効果があります。
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薬の種類 | 使われる時期・症状 | 効果が現れるまでの時間 |
抗ヒスタミン薬(内服) | くしゃみ・鼻水 | 第一世代;10分~20分 |
第二世代;1~2日 | ||
化学伝達物質遊離抑制薬 | 初期症状の弱いとき | 約2週間 |
ステロイド薬(点鼻) | 症状が強いとき | 1~3日 |
血管収縮剤(点鼻) | 鼻づまり | 数分 |
Th2サイトカイン阻害薬 | くしゃみ・鼻水 | 1~2週間 |
トロンボキサンA2拮抗薬 | 鼻づまり | 1~4週間 |
ロイコトリエン拮抗薬 | 鼻づまり | 1~2週間 |
減感作業療法(免疫療法)とは
アレルゲンに過敏になった体質を減らす治療法で、長期的な治療効果が期待できますが、即効性はありません。有効性
は60~70%です。
週1~2回原因となる花粉エキスを少しずつ濃度を上げながら注射して維持量に達したら以後は1ヶ月に1回注射を続け、
花粉に対する反応を弱めていく方法です。
少なくとも2年間は続けることが大事です。注射ではなく、舌の下に花粉エキスを含ませる「舌下免疫療法」も一部の施設
で行われています。 |
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重症度 | 軽症 | 中等症 | 重症 | ||
病型 |
くしゃみ 鼻漏型 |
鼻閉 |
くしゃみ 鼻漏型 |
鼻閉型 | |
治療 | 第2世代抗ヒスタミン薬または遊離抑制薬 |
①第2世代抗ヒスタミン薬 ②遊離抑制薬 ③局所ステロイド薬 |
①ロイコトリエン拮抗薬 ②トロンボキサンA2拮抗薬 ③局所ステロイド薬 |
局所ステロイド薬+ 第二世代抗ヒスタミン薬 |
局所ステロイド薬+ ロイコトリエン拮抗薬 または トロンボキサンA2拮抗薬 必要に応じて点鼻用血管収縮薬を治療開始の5~7日間に限って用いる |
①,②,③のいずれか一つ |
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鼻閉型で鼻腔形態異常を伴う症例では 手術 |
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特異的免疫療法 | |||||
アレルゲン除去・回避 |