風邪症候群の事で、熱、頭痛、鼻水、咽頭痛、
咳、下痢、関節痛などの諸症状を指します。
発熱は、ウイルスや細菌の活動性を弱め、逆に持つている
免疫力を高める生体の防御反応と考えられています。
熱の高さと病気の重さが比例すると思つていたり、
熱が高いと後遺症を残す、熱が続くと肺炎になるなどの
誤解も見受けられます。風邪など(脳の病気以外)で高熱
(41℃以下)が出ても、後遺症の心配はなく、肺炎で熱が
続くことがあっても、その逆はありません。熱があっても
子どもたちは、おとなと違って意外にに元気なものです。
熱は防御反応の一種ですのでむやみに解熱剤を使う必要はありません。
熱が高くても、頬に赤みがあれば、まず心配ありません。
食欲は減退しますが、無理せず水分の補給を心がけましょう。
風邪の原因は細菌やウイルスによるものです。
その種類は200種類以上と言われています。
インフルエンザAソ連型…・気管支炎、頭痛、発熱、比較的軽症
インフルエンザA香港型…・気管支炎、頭痛、発熱、全身症状、腰痛
インフルエンザB型………・頭痛、発熱、腰痛、消化器症状
ライノウイルス……………・鼻水、鼻づまり、発熱
アデノウイルス…………・・喉の痛み、発熱
ノロウイルス・・・・・・・下痢
ワクチンは今年流行りそうなウイルスを選んで無毒化、
弱毒化しあらかじめ免疫を作っておこうという物です。
ですから予想と違う物が流行るとインフルエンザにかかります!
しかしながら重症化は防ぐ事ができるので
集団生活をする小児や高齢者は重症化させないために、
予防接種を受けておくことが良いでしょう。
但し麻疹は一度感染したら二度と罹らないのですが、
インフルエンザウイルスは動物が何千年かかる進化を
1日でしてしまい姿を変えてしまいます。
鶏インフルエンザが怖れられているのはこのためです。
ワクチンや昨年の免疫が役に立たない事も十分考えられます
普段から免疫力、自然治癒力を高めておく事が大事なのです。
人間が自分でワクチンを作ることができる!
それには自然治癒力を高めておく事が大事なのです。