おむつかぶれ

 

原因

 

おむつでぬれたり、ウンチやオシッコがおしりの皮膚について、それが刺激になっておきてしまいます。とくに長い時間、おむつが汚れたままになっていると、おむつかぶれになりやすいので、注意が必要です。
 

スキンケア

 

洗う・ふく:いつも清潔でいることが基本。おしりが汚れたら、早めにきれいにしてあげてましょう。おむつを変えるたびに、お湯か水でひたした脱脂綿できれいにふきとります。汚れが強いときは、できるだけ洗ってあげましょう(石鹸も使って下さい。ただし、ガーゼなどでごしごしこすると皮膚を傷つけてしまいます。そっと優しく、ぬぐうように洗ってあげてましょう)。

 
■乾かす:きれいにしたあとは、よく乾かしてましょう。寒くないようなら「おしり干し」もいいですね。ベビー・パウダーは、かえって刺激になったり、くびれたところに残って感染を起こしやすくすることもあり、お勧めできません。
 
■塗る:おむつかぶれ用に処方された軟膏などを塗りましょう。副腎皮質ステロイドの入っている軟膏は、感染をおこしたり、悪くすることがあるので、おむつかぶれには使わない方がいいようです。
 
■家庭で気をつけること:清潔・乾燥にじゅうぶん気をつけましょう。
 

カンジダ性皮膚炎


カンジダというカビによっておきる皮膚炎です。

 
赤ちゃんの皮膚は弱いので、このカビが繁殖してしまうことがときどきありますが、おむつかぶれをおこしている皮膚は、よけいにカビにやられやすくなっています。そこに湿疹の薬を使うと、かえってカビや細菌の感染症を悪くすることがあります。
 
一般の方は、「おむつかぶれとカンジダ皮膚炎」を見分けるのは難しいので、実際におむつかぶれ用の薬を使っていて悪くなるようなら、そこで使用を中止し、受診するようにしましょう。
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