二日酔い
原因
①過度の飲酒により、翌日まで頭痛やめまい、吐き気など、気分の悪い状態が続くことです。
②アルコールを代謝する過程で出るアセトアルデヒドが血液中に残留していることが原因になります。
症状
①頭痛、吐き気や嘔吐、体のほてり、のどの渇きなどの
不快な症状を感じます。
②アルコールが体内に残っている場合は、酩酊感や
ふらつき、ろれつが回らないなどの症状が残ることもあります
予防
①酒を飲む前に肝機能を高める食品やサプリメントをとる
②
③水分を補給する
④量を心がけて飲む
対処法
肝臓で作られる胆汁の分泌を促し、アルコールの代謝機能を助けるアミノ酸やビタミンB12が豊富なしじみは、二日酔いの回復を早めます。その他、まいたけやお酢を使った料理も肝機能を高めます。
水分を補給する
コーヒーに含まれるカフェインは、二日酔いの頭痛を和らげ、肝機能を高める働きがあります。お茶にはカフェインに加えて、アルコールの吸収を抑える効果もあります。また、果汁100%のジュースでは、アルコールの分解によって不足している水分と、肝臓の働きのエネルギーとなる糖分を手軽に補うことができます。水分を補給することで、体内に残るアルコールが尿として排出されるので、水分は多めにとりましょう。
市販の薬を飲む
二日酔いによる吐き気やむかつきには、胃腸機能を調整する塩化カルニチンなどが配合された胃腸薬、頭が痛いときには鎮痛効果のあるイブプロフェン配合の頭痛薬が良いです。ただし、頭痛薬によってはお酒との相互作用が悪い種類がありますので、薬局で相談してから購入しましょう。また、多量のアルコールを代謝するときには、ビタミンB1が多く消費されますので、体内のビタミンB1が足りなくなり、疲れを感じます。ビタミンB1配合のビタミン剤を飲みましょう