下痢

排便回数が増えて、軟便やかゆ状の便が出てくることです。一般に4週間以内の下痢を「急性下痢」、それ以上続く下痢は「慢性下痢」となっています。
原因 

排便回数が増え、軟便あるいはかゆ状の便が出てくる「下痢」は、食中毒など感染を起こしたとき(分泌性下痢)、腸の水分吸収が不十分なとき(浸透圧性下痢)、暴飲暴食やストレスなどで腸が動き過ぎるとき(運動亢進性下痢)に起こります。下痢・食あたり(食中毒)1    
予防

下痢のほとんどは、食生活を含めた生活習慣が原因で起こります。

・飲み過ぎ・食べ過ぎに気をつける
・下痢を引き起こしやすい食事を控える
・冷えから体を守る
・ストレスをためない
下痢・食あたり(食中毒)2

対策
食べ過ぎや飲み過ぎ、寝冷えなどが原因で起こる下痢の症状は、そのほとんどがセルフケアで症状をやわらげることができますが、下痢が長く続いたり、激しい痛みを伴う下痢や、吐き気や発熱などがある場合は、すぐに病院に行って下さい。

病院に行くべき症状と、セルフケアできる症状

●病院に行くべき症状
下痢のほかに嘔吐や発熱、激しい腹痛を伴うときは、感染性腸炎や食中毒といった重症のケースも考えられますので、疑わしい場合は一刻も早く病院に行きましょう。
<激しい腹痛や発熱、嘔吐、血便などを伴うときは要注意!>
激しい腹痛や発熱、嘔吐などを伴う下痢の場合,赤痢やコレラなどが原因となる細菌性のもの、腸炎ビブリオやサルモネラなどの食中毒が疑われます。早急に医師の診断を受けるようにしましょう。

●セルフケアできる症状
食べ過ぎや飲み過ぎ、脂っこい食事をとったなど、原因がわかっている場合は適度な水分をとり安静にしていれば1~2日で回復します。

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