RSウイルス感染症
特徴
RSウイルスの感染により起こる呼吸器の感染症です。生後1歳までに半数以上、2歳までにほぼ100%の乳幼児が感染するといわれています。
9月頃から流行し、初春まで続きますが、近年では夏季より流行が始まることもあります。
感染力は強く、何度も感染と発病を繰り返すことが知られています。
症状
発熱、鼻水などの症状が数日続きます。多くは軽症で済みますが、咳がひどくなる、「ゼーゼー、ヒューヒュー」という喘鳴を伴った呼吸困難が出るなどの症状が出現した場合は、細気管支炎、肺炎へと進展することがあり注意が必要です。潜伏期間は2~8日です。初めて感染する乳幼児の約7割は、数日のうちに軽快しますが、約3割は咳が悪化し、喘鳴、呼吸困難症状などが出現することもあります。
症状
発熱、鼻水などの症状が数日続きます。多くは軽症で済みますが、咳がひどくなる、「ゼーゼー、ヒューヒュー」という喘鳴を伴った呼吸困難が出るなどの症状が出現した場合は、細気管支炎、肺炎へと進展することがあり注意が必要です。潜伏期間は2~8日です。初めて感染する乳幼児の約7割は、数日のうちに軽快しますが、約3割は咳が悪化し、喘鳴、呼吸困難症状などが出現することもあります。
予防のための対策
感染の多くは「飛沫感染」と考えられています。
感染者の咳やくしゃみを吸い込むことで感染します。
また、ドアノブなどに付着したウイルスへの接触により、鼻や口などの粘膜、傷口を通して感染する接触感染もあります。
よって日常的にしっかり手洗い・消毒を行うこと、マスクを着用して予防することが有効と考えられています。
参考)東京都感染症情報センター 厚生労働省HP 国立感染症研究所HP